2024-07-31
2024年7月 読書メモ
ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド
ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド - little-hands - BOOTH
新規プロダクトでチーム全体の認識を揃えるために、読んだ。チームとしてはクリーンアーキテクチャが必読なのだが、その序盤としてオニオンアーキテクチャ・クリーンアーキテクチャとは何かをさらっとインプットするために手に取った。
なんとなく用語は分かったが、具体的に何がどれに当たるのかがまだふんわりしているので、その辺りはクリーンアーキテクチャで理解を深めていく予定。
烏に単は似合わない
以前から気になりつつもなかなか手に取るきっかけがなかったのだが、アニメを見て面白さに引き込まれてその勢いで書い、読み切ってしまった。
平安時代風の世界観でありつつも、主人公たちは人ではなく八咫烏が人の形をとったものとファンタジーでもある。世継ぎ(日嗣の御子)の后の座を争うドロドロとした女性たちの争いであり、その裏にある有力貴族四家の争いの物語。
結末もアニメを見た上で読んだが、アニメに描かれていなかったシーンや読み取れなかったシーンを文章として読むことでより何が起きていたのかが分かって面白かった。
読み終えた後に、冒頭シーンを読み返すと唸らされた。
烏は主を選ばない
『烏に単は似合わない』を読み終えたその足で本屋に行き、手に取った本。
主人公は貴族の姫君から地方貴族の次男・雪哉が主人公に変わり、突然日嗣の御子の側仕えになり、彼のめちゃくちゃな指示に振り回されつつも応えていく彼の物語。
この八咫烏シリーズは、一作目と二作目が、三作目と四作目が対になっているらしい。なので、『烏に単は似合わない』の裏で起きていた出来事が綴られている。アニメではこの二作を時系列に沿って描写していたので早くに雪哉が登場したが、何も知らずに一作目の『烏に単は似合わない』を読んで宮中の雅やかな世界に遭遇していたら読むのをやめていたかも知れない。